おとなチャレンジ

やりたいことをやりたいように。総合職二児ワーママの仕事、こどもの教育、趣味との試行錯誤ブログ。

あきのむしの声からメディアとのつきあい方を考える

「いないいないばあ」という0歳から2歳くらいを対象にしたNHKの番組で、虫の声が聞こえる時期になった。
毛糸が虫の声に合わせて震えたり、虫の形になったり、秋の夜の草むらを表現したり。
でも、どんな虫がいるか、固有名詞は出てこない。

今朝、早起きして6時に覚醒していた子どもとくだんの番組を見ていると、「なんの鳴き声?」と聞いてきた。
私自身も疑問に思っていたので、スマホYouTubeを立ち上げて、『秋の虫の声』で検索。すぐにいくつかの番組が表示された。YouTubeって、本当にすごい。本当の虫が動いている瞬間を捉えている映像が出てくるんだもの。こんなの自分ではできない。
子どもが釘付けになっているところで、次はたまに眺めている図鑑を投入。
画面と図鑑を照らし合わせて、これ同じだね!これはないかなあ?と話が膨らんだ。

普段、私はYouTubeをあまり見ない。
映像で情報を得るのはまだるっこしく、情報は文字で見たいタイプなのと、おすすめ動画が再現なく出て、ダラダラしてしまうからだ。(たまにハマったお笑い芸人の漫才は見るけど)
子どもにもあまり見せない。だから、子どももまだYouTubeという存在をあまり知らない。
出産前はテレビなし育児にも憧れていた方だ。(これはまた語るが、自然派ママが傾倒しがちな考えだと思っている)今は、時間や見たい番組を限って、その範囲内であれば可としている。
でもそれだけで限ってしまうと、情報が広がらない、という面もある。いつでも手元にちょうどいい本があるわけではない。

今回のような使い方も、メディアのひとつの活用の仕方としていいな、と真剣に見ている子どもの顔を見て思った。
興味の幅をより広げられるようなうまい使い方を模索していければいいなと思う。


その後、出社のために自転車を走らせていると、さっき聞いた虫の声があちこちの草むらから聞こえてきた。
秋がきたのだなあ、と改めて思った。